9月25日の東京株式新興市場は、iPS細胞関連に個人投資家の物色が入り、カイノスが一時5年ぶり高値

9月25日の東京株式新興市場は、日経JASDAQ平均が前営業日比13円19銭高の3816円38銭、JASDAQ-INDEXが前営業日比0.94ポイント高の166.66ポイント、東証マザーズ指数は前営業日比8.25ポイント高の1048.68ポイントで終えています。

 25日が9月の権利付き最終日であったことから、配当や株主優待狙いの買いが入ったほか、値動きが軽いバイオ株や21日に厚生労働省の専門部会が、iPS細胞を用いて血小板が減る難病を治療する京都大学の臨床研究計画を了承したことで、iPS細胞関連に個人投資家の物色が入りました。

 JASDAQ市場ではJQスタンダード上場688銘柄のうち、359銘柄が値上がり、230銘柄が値下がりとなり、JQグロース上場38銘柄は、21銘柄が値上がり、12銘柄が値下がりとなりました。主力株では、セリアやユニバーサルエンターテインメント、UTグループが続伸し、ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング、ワークマン、ナカニシ、東映アニメーションが反発する一方で、日本マクドナルドやハーモニック・ドライブ・システムズが対前営業日比で下げて取引を終えています。なお、取引時間終了後にUTグループと東映アニメーションは26日から貸借銘柄に選定されました。

 そのほかのJASDAQ上場株では、ナガオカが続伸して全取引所株式ランキング値上がり率3位に入り、オプトエレクトロニクスが同値上がり率6位、iPS細胞関連の研究試薬等を手掛けるバイオベンチャーのリプロセルが同値上がり率10位に入りました。バーコード読み取り装置のオプトエレクトロ二クスは先週金曜日に発表された第3四半期が好感されて前日比111円高の813円をつけて終えています。

 また、臨床検査薬中堅のカイノスが13時15分に業績予想の上方修正を発表して一時5年ぶりの高値1198円をつけた後に前日比62円高の1103円で終え、取引時間終了後に上限50万株、5億5150万円の立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式買いを26日8時45分に行うと発表しています。

 マザーズ市場の主力株は対前日比で、ミクシィやサンバイオ、TKPが続伸し、MTGやメルカリが反発する一方、CYBERDYNE、TKP、PKSHA Technology、そーせいグループが反落しました。

 その他のマザーズ上場株では、エクスモーションがストップ高となって同ランキング値上がり率5位、取引先のプリントネットの上場が10月18日に行われるラクスルが同値上がり率9位となる一方、エクストリームが同ランキング値下がり率7位となりました。

 先週21日に上場したイーエムネットジャパンは、12時に配当予想を従来の無配から1株10円の上場記念配当への変更を発表しましたが、終値6660円となり、同ランキング値下がり率8位にランクインしました。一方、25日にマザーズに上場した来店型保険ショップ「保険クリニック」を全国展開するアイリックコーポレーションは2226円の始値をつけ、公開価格1770円を上回る2011円で終えています。なお、25日にはVALUENEXが10月30日付けのマザーズ上場が承認されています。